虚々実々徒然草

五十代半ばの男性車椅子生活者の日記です。

夢の御告げ

酒酌みて人生論を闘はす十年ぶりに会ひたる友と

施設での叶はぬ恋を告白す幼馴染の友と飲みつつ

旧友も胡麻塩頭となりにけりすぐそこにまで迫る五十代
新しき歌集作れとけふもまた師は言ひ賜ふぜひ挑みたし

九月より大晦日までモテ期とぞ夢の御告げを信じてみむか

帰省して母の愚痴聞くそのことが幸せなりと思ふ麻痺われ

明日逢ふを君と約せりその明日が必ず来ると疑ひもせず

五年前の『短歌』作品です。如何。

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