2016-01-28 風の咆哮 佳久徒然草 何もせずけふを過してしまひたるわれを叱るか風の咆哮 女好き優柔不断の性格をもてあましつつけふも生きゆく きのふより青まばゆしと元日の空眺めをり頬寄せ合ひて 穏やかに年迎へたるめでたさを分ち合はむと母に電話す 妹がしたためくれし嘉の一字その筆勢は自由奔放 覚め際の夢不思議なり麻痺解けて自由自在に水中泳ぐ 鈍行に乗りて雪積む越後路をひとり旅する暁の夢 三年前の『正月』の『短歌』作品です。如何。