2016-01-21 白き雲 佳久徒然草 白き雲空にぽよんと浮びつつ無性に眠し立冬の午後 五十歳の吾はまだ信ず相性のぴつたりと合ふ女性がゐると 相次ぎてふたりの姉を亡くしたる寂しさをまた呟ける母 あすもまた新たな出会ひがあるだらうそれを信じてさあ眠らうか 宇宙には地球そつくりの星在りてわれそつくりのいのちもをらむ 「今晩もあなたと夢で逢ひたいわ」君のメールに元気を貰ふ 霜月の日暮れせつなし豆腐屋の喇叭の音が聞きたくなりぬ 五十歳の『晩秋』の『短歌』作品です。『彼女(妻)』を『友人』のひとりとして付き合っていた『時期』です。如何。