虚々実々徒然草

五十代半ばの男性車椅子生活者の日記です。

白き雲

白き雲空にぽよんと浮びつつ無性に眠し立冬の午後

五十歳の吾はまだ信ず相性のぴつたりと合ふ女性がゐると

相次ぎてふたりの姉を亡くしたる寂しさをまた呟ける母

あすもまた新たな出会ひがあるだらうそれを信じてさあ眠らうか

宇宙には地球そつくりの星在りてわれそつくりのいのちもをらむ

「今晩もあなたと夢で逢ひたいわ」君のメールに元気を貰ふ

霜月の日暮れせつなし豆腐屋の喇叭の音が聞きたくなりぬ

五十歳の『晩秋』の『短歌』作品です。『彼女(妻)』を『友人』のひとりとして付き合っていた『時期』です。如何。

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