2016-01-21 城山の樹々 佳久徒然草 城山の樹々の緑の眩しもよ木曽川よりの風を受けつつ 脳内に居座る鬱が消えてゆく木曽川よりの風に吹かれて われといふ摩訶不思議なる多面体けふは歌詠み啓美に候 午前二時襲ふ尿意に目覚めたり介護士を待つ長き長き五分 歌詠みが一首も詠まず床に就く雨のきのふも快晴けふも いつまでも若くはないぞ水面の胡麻塩頭のわれが吾に言ふ 水無月の雨に想ほゆばあちやんのつぶ餡入りの大蓬餅 三年まえの『初夏』の頃の『短歌』作品です。如何。