虚々実々徒然草

五十代半ばの男性車椅子生活者の日記です。

2016-01-03から1日間の記事一覧

以ての外だ

憎しみを生むばかりなる戦ひを支援するなど以ての外だ 二メートル隔て互みに雨を見る 和解の言葉いつ掛けやうか あんたなんか下の下の男それなのに何か気になる はないちもんめ きのふ夜叉、けふは子猫のやうな汝れ 千変万化をむしろ愉しむ Tシャツの汝が腕…

風神雷神

沈丁花匂ふ夕暮れ見つめ合ふわれらに時はうたた寝始む 風神の唸りに応へ雷神が雹降らせたりけふ春一番 まつたりと午後の陽を浴む雛の日の雌雛雄雛の如くにわれら 晴れながら雪降り始む鎮魂の三月十一日午後二時四十六分 汝れも吾も不確実の明日信じつつ笑顔…